扶養内の求人はパートをメインに探すと見つかりやすい

介護職はパートが多い

厚生労働省の調査によると、介護職の約4割はパートなどの非常勤だそうです。訪問介護の分野ではさらに多く、約7割が非常勤なので、パートの求人をメインに探していくといいでしょう。

求人が多いので探しやすい

介護職は男性よりも女性の割合が多く、30代～60代までさまざまな年代の人が一緒に働いています。超高齢化社会を迎え、2025年に必要とされる介護職員数は約245万人ともいわれています。そのため、有効求人倍率は年々高止まりしており、ある年の有効求人倍率は全産業が1.5倍だったのに対し、介護職は3.5倍と2倍以上になったのだとか。年齢を問わず数も多いので、自分に合う求人が必ず見つかりますよ。

条件を明確にすることが大切

求人サイトで「介護職」「アルバイト」「パート」とキーワードを入力して検索すると、かなりの数がヒットします。ですが、それでは数が多過ぎるので、自分に合う求人を探すのは難しいでしょう。自分に合う求人を見つけたいなら、希望条件を整理して絞り込んでいくのがポイントです。
「短期？それとも長期？」「勤務可能な時間と合致している？」「通勤時間は？」「時給はいくら欲しい？」など、1つずつ整理していきましょう。その際、紙に書き出していくと視覚的にもわかりやすくなりますよ。まずは「1日の勤務時間」「通勤距離」「時給」「経験の有無」の4つを書き出しましょう。書き出した条件に沿って探していくと自然と絞り込まれるので、効率よく求人をチェックできます。

求人はどうやって探す？

求人を探すにあたり、多くの人が利用しているのが【ハローワーク】です。日本の全都道府県に540以上の施設があるので利用したことがある人もいるかもしれませんね。求人の紹介だけでなく職業訓練や就職・転職に役立つセミナーも開催しています。ハローワークは無料で求人情報を掲載できます。大企業や中小企業をはじめ、採用活動に費用がかけられない零細企業や地元の企業などが求人情報を出しているので、幅広い情報を得ることができますよ。
手軽に探したいなら【求人サイト】や新聞の折り込みチラシ、フリーペーパーなどの【求人広告】がおすすめです。求人サイトはスマホやパソコンで手軽に検索できるので、「家事の合間にちょっと探してみよう」なんてこともできますよ。
勤務先の雰囲気を事前に知っておきたいなら【転職フェア】に参加してみてはいかがでしょうか？求人を募集している企業が一堂に会して、来場者に直接仕事内容や社風を説明するイベントです。基本的に参加無料で予約は不要です。入退場も自由ですし、子どもを連れて参加することも可能です。短期間で複数の企業の話を聞けるので、比較・検討がしやすいですよ。